おせち料理はなぜ高い?!その理由に迫ってみた!
気温が低くなってきて、クリスマスシーズンになってくると、おせち料理にも関心が向けられるようになりますよね。
自宅で作るという家庭もありますが、最近ではお店の豪華なおせち料理を楽しむ人も多くなってきています。
お正月はお財布の紐も緩みがちですが、おせち料理の値段って信じられないくらい高いことも珍しくありません。
しかも、それがあっという間に完売することもあるので、驚きです。
しかし、そもそもなぜおせち料理は高いのでしょうか?
少人数向けのものでも数万円したりしますよね。
使っている食材が特別な物だったり、こだわりがあるからというのも、もちろん理由の一つです。
今回は、おせち料理が高い理由について徹底的に調べてみました!
毎年、デパートやレストランなどでおせち料理を予約している人はもちろん、おせち料理を自宅で手作りしているものの、お店のおせち料理も気になるという方、参考にしていただければと思います。
おせち料理が高い理由について
一年に一回の出来事ですし、新年を贅沢に過ごすという特別感もあるので、高いおせち料理もどんどん売れます。
しかし、それにしても数万円が当たり前になってしまっていて、なぜそんなに高いのか不思議になりますよね。
その理由は、2つあります。
まず1つ目は、縁起物であるからということ。
喜ぶという意味のある昆布やマメに働くことを意味している豆、子孫繁栄を願った数の子など、色々な願いが込められているんですよね。
そういった縁起物の素材というのは、どうしても値段が高くなりがちです。
1つのおせち料理の中身を見てみても、色々なお料理が所狭しと並んでいますよね。
手間暇がかかることもありますが、一つ一つの食材が高級なので、結果的に高くなってしまうという訳です。
特に豪華なおせち料理だと、真ん中に伊勢海老がどーんと乗っていたり、アワビやフォアグラなどの高級食材を使っているケースもあります。
洋風のおせち料理も一般的になりつつあるので、高級食材が惜しみなく使われることも増えてきました。
普段の家庭料理では使わないような食材がたくさん入っていたら、高くてもテンションが上がっちゃいますよね。
そして、もう一つの理由が値段が高いこと自体に意味があるから。
せっかくのお正月を贅沢に過ごしたい、という日本人特有の思考があるからと考えても良いでしょう。
高くても売れてしまうということもおせち料理の値段高騰に拍車をかけているのかもしれませんね。
お正月くらいは贅沢をしても罰は当たらないと考えたり、おせち料理も用意できないほどケチな家庭だと思われることに抵抗があったりと、様々な考え方があることも確かです。
これが毎月続くとなれば話は別ですが、一年に一度の楽しみと考える人も多いので、高くでも売れるのでしょう。
値段が高いことに抵抗がある人も多いでしょう。
でも、家族の団らんを盛り上げるために家計をやりくりして、おせち料理代を捻出している家庭がほとんどだと思われます。
しかも、デパートなどでは早期予約で割引特典もあったりするので、早い段階で完売することも珍しくありません。
高いおせち料理も争奪戦になってしまうのは、納得がいきますよね。
おせち料理をやめた家庭もある?おすすめの代替案について
一年に一度とは言っても、それでも高くて買えない人やそこまでの価値を見出せない人もいることと思います。
おせち料理を食べるという習慣自体に意味を感じない家庭も珍しくありません。
値段が高騰しているおせち料理についていけなくなって、やめたという家庭もあるようです。
それもまた一つの形ですよね。
その他にも、年末年始は旅行に行っていておせち料理を食べるタイミングがないケースや実家に帰省していて、実家でおせち料理を食べるというケースもあるでしょう。
夫婦二人暮らしで、豪華なおせち料理を購入しても食べきれないという家庭もあるのではないでしょうか?
もしも、年末年始を自宅で過ごす場合、おせち料理のないお正月をどう乗り切るのが良いのでしょうか?
伊達巻きや紅白かまぼこなど、手軽なおせち料理の食材を買って、普段の家庭料理と一緒に食べるというのもおすすめです。
ちょっと贅沢な感じがして、お正月気分も出ます。
あとは、普段買わないようなフルーツを購入してみたり、すき焼きやしゃぶしゃぶなどで特別な日を過ごすというのも良いかもしれません。
家庭によって色々なパターンがあっても良いですよね。
みんなが元気で楽しく過ごせることが一番!
無理をして高級なおせち料理を買っても、それで気持ちが沈んでしまうようなら、買わない方が良いでしょう。
家庭によって色々なスタイルがあって、当然です。
お正月は楽しい気持ちで、家族みんなが元気で笑顔に過ごせることが第一優先。
無理することなく、できる範囲でお正月を過ごしてみてはいかがでしょうか?