さより流「チョット気になる日常と暮らしのヒント」

子育てのチョットした工夫や日々の気になることなど、興味が赴くまま綴ります

運動会で順位をつけない学校がある、というのは都市伝説なのか?その実態は?

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子供たちに競争させることや、点数をつけたりすることが良くないという意見があります。

 

運動会では順位をつけず、全員一位にしたりする学校なども今ではあるみたいです。

 

こういった競争教育の実態とはどうなっているのでしょうか?

 

・順位をつけると下の順位の子どもが可哀想

・下の順位の子どもがやる気をなくす

・順位で価値が決まるわけではない

 

といった意見などがあります。

 

では、その競争教育についてみていきましょう。

 

運動会で全員一位にする競争教育の実態とは?

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運動会で順位をつけない教育の実態とはどうなっているのでしょうか?

 

競争させて順位をつけることが、必ずしも良くないとは限りません。

 

 

・下の順位をつけると下の順位の子どもが可哀想

 

運動会だと、足の速さなど競技によって向き不向きがありますよね。

 

運動が苦手な子にとっては、周りから同情されたり、可哀想と思われたくない、という気持ちはあるでしょう。

 

でも、だからと言って、仮に順位をつけなかったとしても、子どもたちの中では順位が決まっているはずです。

 

下位の順位しか取れない子にとって、表向き順位がつかなくとも、暗黙の同情を受けることは変わりなく、それにより思うこともあるはずです。

 

 

・下の順位の子どもがやる気をなくす

 

負けたことによってショック受け、やる気をなくす子は少なからずいると思います。

 

ですが、みんながそうではないはずです。

 

『負けたから次は頑張ろう』

 

『悔しいから頑張ろう』

 

など、子どもながらに思うでしょう。

 

 

そして、何より良くないのは負けて可哀想という周りの意見を、子どもに伝えてしまうことだと思います。

 

順位が上の子も下の子も、みんな自分の力を出して頑張った結果です。

 

そこをまず褒めて、負けてしまったら

 

『次は頑張ろう』

 

『前よりも成長してるよ』

 

などと、プラスの声かげをすることでやる気をなくすことを防げると思います。

 

 

・順位で価値が決まるわけではない

 

運動会での順位で、その子の価値が決まるわけではないです。

 

それは、運動会だけでなくテストや通知表などでも同じことが言えます。

 

順位をつけることで、個別に評価されますがその結果をどう生かすかが大切になってきます。

 

努力して結果を残すとか、順位が下だったら次に少しでも順位アップしようとか、そういった『競争心』を育てることも大切だと思います。

 

子どもにやる気を出させたり、自身が持てるようになる競争教育はしていった方がいいと個人的に思います。

 

 

クローズアップ現代の競争のない運動会の実態と波紋!

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1990年に文部省指導要領が『個性重視』という内容に改訂されました。

 

それによって、運動会の徒競走がなくなった小学校が少しずつ増えてきています

 

親や大勢の前で負けてしまう子どもなくすためだそうです。

 

徒競走がなくなる代わりに、『興味走』という競技が登場しました。

 

この競技は、走る速さによって順位が決まることがないようになっています。

 

これが、クローズアップ現代の競争のない運動会の実態です。

 

 

ですが、この運動会が波紋を呼んでいるのも事実です。

 

様々な意見がありますが、いくつかご紹介します。

 

 

・徒競走をなくすのではなく、どちらもやればいい

・楽しさを感じる子どもがいるのであればそのままでいい

・社会は競争社会なのに、競争心を奪うのは違う

・個性を伸ばすことが大切だから、個性を生かす場として競争することは大切

 

 

などといった意見がたくさんあります。

 

 

足が速いのが特技とする子もいれば、足は遅いけど勉強が得意という子もいます。

 

子どもは、それぞれ個性があって誰でも得意なことや不得意なことがありますよね。

 

そこで順位をなくしてしまうのは、個性を評価する場が減ってしまうのと同じことです。

 

 

社会にでると、未だ競争社会なので子どものうちに競争心をなくしてしまうことはどうなのかとも思います。

 

幼い頃から競争心を身につけ、負けてもプラス思考になれるような教育であってほしいと思いますね。

 

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか?

 

今回の記事をまとめていきます。

 

・運動会で順位をつけないという学校があるのは都市伝説ではない

 

 

競争教育の実態

 

・順位をつけると下の順位の子どもが可哀想

・下の順位の子どもがやる気をなくす

・順位で価値が決まるわけではない

 

 

運動会の徒競走をなくすことへの波紋

 

・徒競走をなくすのではなく、どちらもやればいい

・楽しさを感じる子どもがいるのであればそのままでいい

・社会は競争社会なのに、競争心を奪うのは違う

・個性を伸ばすことが大切だから、個性を生かす場として競争することは大切

 

 

たくさんの意見が波紋を呼んでいるのは事実です。

 

競争させて負けた子どもが可哀想なのか、競争心を植え付けて成長を促すことが大切なのか。

 

競争心がない子どもが社会に出ることは大丈夫なのか。

 

運動会では、得意な子の個性を伸ばしながら負けた子のメンタルケアをすることが大切なのではないかと思います。

 

今後、運動会の内容も変わってくるのかもしれませんね。

 

どうすることが子どもにとって大切なのか、しっかり考えてやっていってほしいです。

 

では、最後までご覧いただきありがとうございました。