夫が育休を取っても実際は役立たず?!実際のところどうなの?
ひと昔前までなら、育児は母親がするものという概念が根付いていることから、夫が育休を取るなんて考えられないことでしたよね。
しかし、時代は変わり、女性の社会進出も目まぐるしくなってきました。
また、出産年齢も高年齢化しつつあるので、体力的にもキツイところはあります。
男性が育休を取得しやすい会社も増えてきてはいるものの、実際には戦力にはならないケースもあるんだとか…
そうならないために大切なのは、事前の話し合いとルール作りです!
今回は、役立たずになってしまう事例や夫の育休を有効活用するために必要なことについてまとめてみました。
夫に育休を取ってもらおうかどうか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
夫の育休は何をするべき?ルール作りの必要性について
夫の育休は、きちんとルールを作って管理しないと、妻の不満が爆発することが目に見えています。
本来は仕事をしているはずの時間帯に、昼寝をしたり、テレビを見てくつろいだりしようものなら、想像するだけでイラっとしませんか?
夫の育休は、リフレッシュ休暇ではありません。
男性が育休を取ると聞くと、休業している間に育児に参加するというイメージが強いかもしれません。
それもひとつですが、それだけではなく、家事も含めて妻のサポートをするために取っているお休みです。
有効活用させないと、夫婦喧嘩にもなりかねません。
夫が妻の代わりにできないことと言ったら、母乳をあげることだけです。
それ以外の家事と育児は、いくらでも手伝うことができます。
ただ、不公平が生じたり、お互い納得しないまま強行してしまうと、上手く回らなくなってしまいます。
育休取得後や妻の職場復帰後のことも見据えながら、家事と育児の分担を決めるのがおすすめです。
たとえば、朝食作りは妻が担当して、その間に夫が子供の面倒を見たり、ゴミをまとめたり、トイレ掃除をしたり…
子供を保育園に預けるようになったら、夫が送りを担当して、妻がお迎えをしたり、といったように、お互いの負担や時間配分をイメージしながら分担していけば、揉めません。
また、夫には義務感を与えるのではなく、ミッションとしてこなしてもらうと良いですよ。
たとえば、午前中に子供を遊ばせるというミッションを夫に与えたとします。
そうすると、まずは公園や児童館からスタートして、慣れてきたらミッションの難易度を上げて、電車でちょっと遠いところまでお出かけしてもらったりと、レベルアップさせていくんです。
夫も、自分がレベルアップしていることが実感できるので、育児に楽しみを見いだせるようになるでしょう。
そして、夫が子供を見てくれている間に、食事の支度をしたり、部屋の片づけや掃除をすれば、時間も有効活用できます。
できることが増えたら、また新たなミッションをクリアしてもらいましょう。
夫が育休を取るべきタイミングって?里帰り出産する場合
妻が里帰り出産をして、実家の両親たちにサポートしてもらうケースも多々あります。
その場合、夫が育休を取ってもハッキリ言って意味がありません。
里帰り出産している期間中は、しっかりいつも通り働いてもらうのが賢明です。
この場合、夫が育児を取るタイミングとしておすすめなのが、里帰り出産後。
生後1ヶ月頃に自宅に戻る人が多いので、その頃になるかと思います。
里帰り出産後は、これまで家事や育児をサポートしてくれていた親の存在がなくなってしまいます。
ここで、夫の出番がやってくるという訳です。
ミルクの作り方やおむつ替えの仕方などは、里帰り出産後に教えれば大丈夫。
事前に父親学級や両親学級に参加してみるのも良いかもしれません。
基本的な家事は、里帰り出産前に練習しておくと良いですよ。
里帰り出産後、夫婦での家事と育児の分担が上手く回るようになれば、妻の社会復帰後もスムーズに生活ができるはずです。
妻が家事全般をやっている場合、夫にとっては育児と家事の両方がいきなり降りかかってくるので、混乱してしまうかもしれません。
妻には妻のやり方があるとは思いますが、まずは手伝ってくれる気持ちを大切に育てていけるように温かく見守ってあげてください。
色々と口出ししたくなる気持ちも分かりますが、常に感謝の気持ちを忘れないことが大切です。
少しずつ戦力になってくれれば、のちのち頼もしい存在になってくれるでしょう。
夫の育休は絶対に取るべき!
赤ちゃんが生まれて間もない頃というのは、妻の体も回復途中ですし、とても大事な時期でもあります。
そんな時に、夫と一緒に子育てをして、助け合いながら子供の成長を見守れることができるというのは、素晴らしいことですよね。
夫も育児に積極的に参加することで、家族のために頑張って働かなければという気持ちが強くなるはずです。
もしも、育休の取得が可能なのであれば、ぜひ取得していきましょう。
そして、育休を最大限に有効活用するために、事前に夫婦でしっかりと話し合いをしておくことをおすすめします。