クラブハウスは招待されないとできない?!クラブハウスの招待制度と弊害について
クラブハウスが新たに誕生した際、音声SNSとして一気に人気が急上昇しましたよね。
SNSと言えば、InstagramやFacebookのように、画像や動画が掲載されることが前提だった中、クラブハウスの登場に誰もが興奮しました。
様々なトークルームに参加することもできますし、リスナーとして聞くだけでもOK。
これまでに、この種のSNSは存在しませんでした。
しかも、友人や知人に招待してもらわないとアカウントを作成することさえできなかったので、「特別感」もあるように思えますよね。
招待できる人数にも制限があるので、特定の人が何人も招待することは不可能という仕組み…!
しかし、この招待制度は廃止される見通しなんだとか。
つまり、他のSNS同様、誰でも登録ができるようになるということなんです。
招待枠をフリマアプリで売買しているケースもあったりして、実態は誰でも登録できるのと変わらない部分があったことは、否めません。
今回は、一躍大人気となったクラブハウスの招待制度やデメリット、いじめ問題などについてまとめてみました。
クラブハウスとは何だったのか?
クラブハウスが誕生した際、世の中が一気にめちゃくちゃ盛り上がったのは間違いありません。
テレビやネットでも取り上げられていたり、芸能人や有名人がこぞって参加していたりして、みんなが飛びついていました。
他のどのSNSよりも活気に満ち溢れていて、このままひとり勝ちしていくかと思われましたが、その人気は急降下。
色々な生の声をリアルタイムで聞けるところがクラブハウスの魅力だったのですが、結果的にそれが裏目に出ちゃったんですよね。
アーカイブも残らないし、繰り返して聞くこともできないので、リアルタイムで聞くしかありません。
自分のスキマ時間に参加できるのがSNSのメリットですが、クラブハウスは例外です。
更に、ビジネスアカウントのようなユーザーが多数いたり、アーカイブが残らないのを良いことに、キツイ発言をするユーザーまで登場してしまっているんだとか。
怪しいセミナーだったり、アドバイスとはほど遠いダメ出しが繰り広げられていたりと、楽しい場ではなくなっているのも事実です。
こんな状況だと、クラブハウス自体が下火になってしまうのも無理はないですよね。
また、招待制度によって成立していて、自分のアカウントのところに招待してくれた人の名前も表示されます。
他のSNSよりも、ユーザー同士の繋がりがより強く感じられ、特別感が演出されているんです。
これは、クラブハウスならではの仕組みであり、メリットとも言えるでしょう。
限られた招待枠の中で、自分がいち早く招待してもらえたという優越感にも近い喜びが得られることも、クラブハウスの特徴です。
しかし、招待してもらうためには、自分の携帯電話の番号を教えなければなりません。
元々、連絡先を交換している友人や家族であればノーリスクですが、会ったことのない人に教えるのは危険です。
そのリスクを侵してまでも、アカウントを登録する価値があるのかどうか疑問が残る部分もあります。
また、招待されてもらえていない人は、「友達がいない」と思われて、肩身が狭くなってしまうこともあるようです。
周りの人たちがクラブハウスのことで盛り上がっていて、自分だけアカウントを持っていないとなると、疎外感も感じてしまいますよね。
これは、クラブハウスの招待制度の最大のデメリットと言っても過言ではありません。
クラブハウスにまつわるいじめとは?
クラブハウスの招待制度が、いじめに発展しているケースもあるようです。
一番想像がつきやすいのが、特定の誰かを敢えて招待してあげずに、仲間外れにするということ。
誰を優先的に招待して、誰を招待しないのか…そんなことを考えている人が多くいると思うと、ちょっと異常ですよね。
仲間外れを助長させるような仕組みだと言われても仕方がないのではないでしょうか。
クラブハウスに招待されたことでマウントを取ってくるユーザーもいるようで、「クラブハウスマウント」と言われているそうです。
学生などの若い世代だと、こういったことがたくさん起こっているみたいですよ。
インターネットやSNSの普及によって、いじめのやり方もたくさん出てきて、本当に大変な世の中になってしまったなと痛感します。
また、クラブハウスに興味を持つ人が多い中、当然のことながらそうではない人もいる訳です。
SNSが怖いと思う人の気持ちも共感できる部分はたくさんあります。
しかし、せっかく招待してあげたのに、それを断ろうものならいじめのターゲットにされてしまうケースもあるんだとか。
本当に恐ろしいことだと思います。
クラブハウスの招待制度の弊害は大きすぎた?!
今後は、招待制度が廃止されて、誰でも気軽に利用できるようになるということですが、ちょっと今更感がありますよね。
でも、それをなくすことで、クラブハウスが良い方向に向いてくれるなら、その方が良いに決まっています。
今後、クラブハウスの人気が再燃していくのかどうかが見どころではないでしょうか。