さより流「チョット気になる日常と暮らしのヒント」

子育てのチョットした工夫や日々の気になることなど、興味が赴くまま綴ります

GIGAスクール構想とはなにかわかりやすく解説!問題点はあるの?

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GIGAスクール構想とは、1人1台の端末で教員と子供がコミュニケーションをとり、

 最適化された学びを提供する環境を作ることです。

 

すでに始まっている学校もありますが、問題点がまだまだあります。

 

・端末と教科書を同時に扱うのが難しい

・教師や保護者のITスキル問題

・地域によってネットワークに格差が生じる

・セキュリティのリスク

 

この4つの問題点を詳しく見ていくと同時に、端末の持ち帰りルールがどうなっているのかも見ていきましょう。

 

 

gigaスクール構想の問題点とは?

 

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  1. 机が狭く端末と教科書を同時に扱うのが難しい

 

現在使われている机の半数は、60×40センチの大きさになっています。

 

この大きさでは、タブレットと教科書を同時に置くと使いにくいという課題が一つ目です。

 

それ以外にも、タブレットを保管する場所や電子黒板などを設置すると子供の使えるスペースが少なくなってしまいます。

 

ただ、机を大きくすることでソーシャルディスタンスが守られるのか心配ですね。

 

 

  1. 教師や保護者のITスキル問題

 

学校だけでなく、自宅でもオンライン授業を行ったり家庭学習も端末でしなければなりません。

 

そうなると、子供だけでなく保護者のスキルも必要になってきます。

 

両親が働いていたり、祖父母と住んでいたり家庭の事情でITスキルを習得するのが不可能な場合もあるでしょう。

 

家庭によって差が出てしまうのがちょっと怖いですね。

 

教師側も、授業するにあたってITのスキルが必要になってきます。

 

通常業務に加えて、ITスキルを習得するために研修や準備をしなければならないのが大変ですね。

 

通常業務で大変なところ、さらにとなるとハードワークになりかねません。

そこが懸念されるところですね。

 

  1. 地域によってネットワークに格差が生じる

 

ネットワーク環境はとても大切ですね。

 

この設備が整っていないとうまく端末を使いこなすことができなくなり、授業もストップしてしまいます。

 

現在の通信環境の地域格差はとても深刻な問題です。

 

普通教室の無線LAN設備立は、全国平均が48.9%なのです。

 

地域によって格差が生じたままだと、授業スピードにも影響がでるので重要な課題です。

 

  1. セキュリティのリスク

 

プライバシー・サイバー攻撃・第三者からの脅威・有害な情報など、

 

これらから子供を守るためにはセキュリティ面が重要です。

 

現在はネット社会とも言われて、ネットワークもかなり普及しているのでSNSトラブルによるいじめなどもかなり増えています。

 

その上、学校にいる間にもネットワークに接する時間が増えるといじめなどの問題も増える可能性がありますね。

 

いじめや性犯罪、依存が増えないようにセキュリティ面をしっかりしなければなりません。

 

この問題が1番大変かもしれませんが、リスクは新しいことを始める時はつきものです。

 

gigaスクールパソコンの持ち帰りルールを紹介します!

 

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まず、タブレットを提供する側の持ち帰りルールです。

 

  1. 特定アクセスへの制限

特定アクセスへの制限をし、不適切なWEBサイトを見られないようにします。

 

  1. 検索サイトのセーフサーチ

 

検索サイトで不適切なワードの検索結果を表示しないようにします。

 

  1. YouTubeの制限付モード

 

YouTubeでの不適切な動画を表示しないようにします。

 

  1. WEBフィルタリング

 

不適切なサイトの閲覧をまとめて制限します。

 

 

基本的には、子供が教育上不適切なサイトや動画を見ることができないようにフィルタリングすることが大切ですね。

 

次に、持ち帰ったあとのルールです!

 

  1. 時間を決める

 

SNSトラブルや、依存防止のためにも時間を決めて使うという家庭のルールを作りましょう。

 

ネットワークは便利ですが、リスクもあるということを保護者が頭に入れておくべきですね。

 

  1. 使用していないときは預かる

 

使っていないときは、保護者が管理しておくと安心ですね。

 

子供が管理していると、破損のリスクも伴います。

 

リスクを最小限にするには、預かるしかないと思います。

 

  1. 持ち帰りをしない

 

1番リスクを減らすのはこれしかありません。

 

持ち帰りが前提のGIGAスクール構想ですが、全ての家庭がちゃんと管理できるとは限らないので持ち帰りを控えるといいと思います。

 

オンライン授業など、必要な時だけ持ち帰る形が理想ですね。

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか。

 

これまでの内容をまとめます。

 

GIGAの問題点

・端末と教科書を同時に扱うのが難しい

・教師や保護者のITスキル問題

・地域によってネットワークに格差が生じる

・セキュリティのリスク

 

パソコンの持ち帰りルール

・特定アクセスへの制限

・検索サイトのセーフサーチ

YouTubeの制限付モード

・WEBフィルタリング

・時間を決める

・保護者が預かる

 

 

一部では、このGIGAスクール構想が始まっていますが、まだまだ問題点や改善点がたくさんあることがわかりました。

 

 

個人的に持ち帰りについては、懸念されますが学校の使い方や端末の内容によっては安心できるかもしれません。

 

少しずつ問題がなくなって定着していくといいですね。

 

では、最後までご覧いただきありがとうございました。